ふたつの朝

まるで旅をするようにうたを歌いギターを弾く。静かで着実な反響を呼んだ前作『ラグタイム』から1年。多彩なゲスト・ミュージシャン達と作り上げられた、おおはた雄一の3rdアルバム。全編を覆う旅情溢れる世界は“TV番組「世界の車窓から」に日本で一番似合うミュージシャン”(勝手に言ってます。。。)に違わぬ素晴らしい内容!ギターの弦が擦れる音、息遣い、音の鳴る響きまでが音楽の一部として機能している細やかな感性。静かにそっと心に染み入ってくるようなサウンドはけっして押付けがましくなく、それでいて線の細い感じさせない無骨さも持ち合わせています。ルーツミュージックへの深い理解と愛情を単なる模倣でなく、現代的感性で鮮やかに表現している様は、キャラバン、サイゲンジ、ハミングキッチン、日倉士歳朗などと共に、今のシーンでは稀有な存在!今アルバムのリード曲でもあるM-2「Rambling」、驚きの持田香織(Every Little Thing)参加曲M-12「ふたりの音楽」 & M-5「ハリケーン・ドロシー」(細野晴臣のカヴァー)、そして、マンドリンの響きと神田朋樹によるスペーシーなMIXが気持ち良過ぎて昇天必至なM-9「Sun Child」が特にオススメ!!参加ゲスト:坂田学(aka. ポラリスなど)、高田漣、持田香織(Every Little Thing)、島祐介、伊藤大地(SAKEROCK)、安藤健ニ郎(カセットコンロス)、神田朋樹(CRUE-L RECORDS)など。